LOVE MYSTERY

 

 第一印象で人を判断する生き物の代表は、女性である。よくピピットきた!というが、これは第一印象で異性を判断している証拠。男性には「一目ぼれ」はあっても、第一印象で総合的に相手を判断する超能力はない。

 第一印象には莫大なデータが含まれている。たとえば、部屋の掃除を考えてみてほしい。彼の部屋に行ってベッドの下にほこりがなければ、部屋のどこもほこり一つないことが予想される。たった一つの手がかりからも、得られる情報は大きい。

 第一印象には、「ベッドの下のほこり」的なことがかなりの確率で入っている。その小さな情報をしっかりたどっていけば、「この人は女性を裏切る人かどうか」など、こと細かにわかってしまう。

 

 

 ここではみなさんになじみのないハンディーキャップ原理というものを用いる。これがベッドの下理論の原型の理論だ。ベッドの下をきれいにしておこうと思えば、部屋のいろんな部分をきれいにして、なおゆとりがなければできない。このゆとりを示すものこそがハンディキャップと呼ばれるもの。

 ハンディキャップとは、わかりやすく説明すると、 100 メートルを走るのに 20 キロのリュックをしょって競争相手と同じ秒数で走るという意味だ。 20 キロのリュックを背負って走るわけだから、背負わなければもっと速いことが一目でわかる。

 こういったハンディをいくつかかえながら生活しているか?でその人の真の実力をしることができるわけだ。「ハンディー背負っても勝てまっせ」というのがハンディーキャップ理論。

 例えば毎日ぴかぴかの靴をはいている人は、通勤前に靴をぴかぴかにしておけるくらい、精神的に余裕を持って仕事をしていることの証明になる。ぴかぴかにする労力と時間は、まさに 20 キロのリュックと同じ意味になる。逆に言うと実力というのはハンディーにしか現れない。

 また、ルックスのいい人は異性にモテることは当たり前のように思われているが、これは別に当たり前でも何でもなく、不思議なこと。ルックス(特に顔)がよいからといって、健康であるとは限らないし、頭がいいとも限らないし、体力があるとも限らない。なのに、顔がよい人が異性にモテるということは、実はとても奇妙なことなのだ。

 ところがこれはハンディキャップ原理で説明がつく。顔は内臓と違って、美しくなくても寿命や体力には全く影響しない部分。つまり、顔が整っても、生命力とは何ら関係ない。 

 関係ないからこそ、顔は部屋でいうベッドの下。ベッドの下もきれい=部屋のどこもきれいと同じく、顔がきれい=内臓も免疫も体力もどこも素晴らしいとなる。

 逆に言うと、遺伝子の本当の強さはルックスに現れると考えられるわけだ。

 一流ホテルのベッドの下にはほこりがない。同様に、一流の免疫力や体力があることが、顔のよさに現れるということ。そういう理由がないのに、顔のいい人がモテるわけがないのだ。

 少し解説すればわかるように、第一印象で人をおおかた判断できる。パッと見て無駄に整っているところがどれだけあるか?を見つければいいのだ。どれだけの無駄があるのかを見つければよい。

 都内を走るのに、フェラーリのように燃費の激しい車は無駄。時計にダイヤモンドがちりばめられているのも無駄。背広は毎回おろしたてというのも無駄。電車で帰ればいいのに、わざわざタクシーで帰るのも無駄。そういう無駄をどれだけ持っているかで、真の実力やゆとりを判断できる。

 これは生物界すべてに共通している現象。孔雀の羽根も、尾長鳥の尾っぽも生きるには無駄。けれど、メスはそこを見てオスを選ぶ。無駄にきれいなオスばかりがモテるのである。動物界でもメスのほうが第一印象を見る力は抜群にあるようだ。

 逆に言うと第一印象以外はどうでもいいということ。女性が第一印象をこうも大切にしている理由は伊達じゃない。

 男性がモテるためには、無駄がたくさんできることを女性の前で示さなければならないということになる。

 質素倹約でせこく、ちまちま生きている男性は、どんなに頭が良くても女性に嫌われる。なぜならそれは高速道路を軽自動車で走っている車に見えるからだ。とても必死に走っている車に見えるから、いざというときエンジンがオーバーヒートしたり、ブレーキのききが悪くて事故を起こす車に思われてしまうということ。フェラーリならアクセルひと踏みのところを、軽自動車のように全力で高速道路を走っているとしか思われないのである。

 だから、「俺はいいものもってるのにモテないだけだよ」と、変にうぬぼれている人がいるが、それはまちがい。本当にいいものを持っているひとは、外見に出る。

 

 それでは、外見だけ飾ってモテることはできないかと誰しも思うだろう。もちろん、つきあいの浅いひとに対しては、誤魔化すことはできる。ベッドの下だけ磨けばいいのだ。他はちらかっていても、ベッドの下にはほこり一つない…と。

 ところがそうは甘くない。女性は第一で高得点をとった男の、第二、第三、第四印象を見ていく。万一第四印象でボロが出た場合、1〜3は詐欺とみなす。反面、第一印象がわるくても、それ以降がよければ総合では点数が上がるということもある。しかし、第一がコケたら、第二、第三はない。そこまで見ている暇が女性にはない。

 もちろんルックスは重要なのだが、「身なりばっかりで中身カスカスじゃん」となる。通常は中身ができてきたら、その余力でルックスを磨くもの。外見だけ磨くのでは最低の評価(詐欺師)になる。だからみんな分相応のかっこうをしている。仕事ができないひとは、アルマーニは着ないのだ。その理由は、第二、第三印象でばれたときにペナルティーがあるから。にもかかわらずアルマーニの値段は給料の 1 か月分ときている。そんな無駄なことできるわけがない。

 結局第一印象にそのひとの潜在能力、ポテンシャルがすべて出ていると言っても過言ではない。

 

男性のエステ通いはモテ効果抜群?

 もちろん、男性がエステに行くという余裕だけで効果がある。身なりを整えようというところに意識がいくだけで、ゆとりがある証明になるからだ。いく気力が出ただけで、気力及第点ということにもなる。じつはオトコのほうが身なりによる影響力が強いというのは心理学でも言われていること。

 男は女に身なりで判断されるという実験結果が出ているます。くつやカバン、時計でそのひとの印象を判断する。

 身なりで評価をウケるのは女よりもオトコ。男にとってファッションはビジネスの邪魔。オシャレな服装をすればするほど、取引先から不信者に思われる。だから通勤でおしゃれな服を着られる人はかなり勇気と自信と精神的ゆとりを持っていると判断できる。

 ただし、さらに地位も名誉も自信も実績もある人は、今度はわざとルックスをわざと悪くさせる場合もある。外見で判断する人と付き合わないためだ。人間が熟成されてくると、外見で人を判断するような浅い人とはおつきあいするメリットがなくなってしまう。だからわざとハードルを高くするために、わざとルックスを粗末にする。まあ、そういう人はめったにいないのでご安心を。

 女性はパッと男性を見て、数秒でスキャンして、情報処理スピードは大型コンピュータ 20 台分くらいで。服装の細かいほころびまで、女性は瞬時にスキャンする。だから鼻毛が見えてるだけでもうアウト。

 

 

 


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