私たちは恋することを誰からも学びません。それでも恋をするのはなぜでしょうか?それは、学ばなくても体の中に「恋する遺伝子」が組み込まれているからです。
私たちの遺伝子は両親から受け継いだものですが、両親にも両親を生んだ親がいて、その親にもまた親がいて…というように、あなたの先祖はどこまでもどこまでも続きます。でも、どこまでも続くと言っても、無限ではありません。地球が生まれたころまでさかのぼれば、私たちの祖先はアメーバのような原始生物であったわけです。

そして現在この世に存在する生物、犬も鳥もゴキブリもダニも、祖先を限りなくたどっていくと、期限は全て同じ原始生物となります。逆にいうと、私たちの遺伝子は原始的な単細胞生物をスタート地点とし、そこからいろんな方向に進化をとげ、その進化した形の一つが今の人間の遺伝子だと言えます。そう考えると、あなたの遺伝子は地球誕生以来、親から子へのバトンリレーがただの一度も途切れることなく続いてきたという事がわかります。そして地球上にオスとメスが出現して以来、「恋する遺伝子」はしっかり受け継がれてきました。受け継がれてきたからこそ、両親が恋をし、あなたが生まれてきたのです。それこそ太古の昔から何千億回という恋の物語が繰り返されてきたはずです。

 しかし、中には「恋する遺伝子」が不具合で、一生異性に恋をしなかった人もいたでしょう。「恋する遺伝子」を持ちながら、異性獲得競争で負けてしまい、恋をしようにも異性を獲得できなかった人もいるでしょう。ですがあなたはそうではないのです。地球が誕生して以来、あなたの祖先は「子孫を残す」という作業をたったの一度も怠らなかった実績があります。そしてその実績を持つ両親からあなたが生まれたのですから、あなたの遺伝子は超エリートなのです。ということは、あなたにも超エリートな「恋する遺伝子」が組み込まれているはずです。

 だから、あなたがどんなに理性を働かせて「恋愛から遠ざかろう」としたところで「恋愛をしたい気持ち」から逃れることなど絶対にできません。少なくとも、あなたのご両親は、この遺伝子の呪縛から逃れることができなかったから、あなたをこの世に産み落としたのです。そして両親の祖先たちの中に、この「恋する遺伝子」の呪縛から逃れた人は何十億年の間、一人としていなかったわけです。だからあなたが存在するのです。
当然のことながら、あなたの遺伝子の中にも、とてもとても優秀な「恋する遺伝子」があります。あまりにも優秀だからこそ、どれほど勉強をし、知識や理性を身につけても「恋したい気持ち」から逃れることができないのです。

 もしあなたが「恋愛から逃げたい」という気持ちを持とうものなら、遺伝子の命令により、さびしい気持ちになったり、むなしさや嫉妬を感じるはずです。罪の意識まで芽生えることでしょう。「恋する遺伝子」は、万一あなたが恋愛から逃れようとしたときのために、ネガティブな感情というペナルティーも用意しているということです。






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